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皆さんこんにちは!
株式会社若林電気の更新担当の中西です♪
秋らしい北風が心地いい季節になりましたが、朝晩の冷え込みはとてつもないですね。。。
体調管理には皆様お気をつけください!
さて今日は
電気のよもやま話
~日本における電気工事の歴史~
をご紹介したいと思います!
今や電気は生活を支えるうえでとても大切なインフラ。
日本における電気工事の歴史は、電気技術の発展と社会のインフラ整備の進展と共に歩んできました。各時代の主要な出来事を通して電気工事の歴史を振り返ります。
明治時代の日本では、欧米から電気技術が導入され、電気の利便性が注目されるようになりました。1878年に、日本で初めて電灯が点灯されたのが、この時代です。また、1888年には東京で「東京電燈会社」が設立され、初の電力供給が始まりました。初期の電気工事は主に外国からの技術者に依存しており、発電所の建設や送電線の設置が行われました。この頃から、日本でも徐々に電気工事の技術者が育ち始めました。
大正時代には、電力需要の増加に対応するため、全国で発電所の建設が進み、送電・配電網の整備が急速に進行しました。特に都市部では一般家庭への電力供給が広がり、電灯や家庭電化製品が普及し始めました。電気工事技術も着実に向上し、家庭への電気配線工事や電柱の設置などが標準化されていきました。また、電力会社も増加し、電力インフラの整備が拡大しました。
昭和初期には、1930年代に日本で初めて家庭用冷蔵庫や洗濯機などの電化製品が登場し、電気工事がますます重要になりました。さらに、戦後の高度経済成長期(1950年代~1970年代)において、日本は急速な都市化と工業化を迎え、一般家庭やオフィス、工場などで電気の使用が急激に拡大しました。このため、建物内の電気配線工事や大規模な送電線の設置が増え、電気工事士などの専門職が整備されました。
この時代には、電気工事の技術基準も整備され、1955年には「電気工事士法」が施行されました。これにより、電気工事士資格が国家資格として設けられ、安全で標準的な電気工事が求められるようになりました。
平成時代に入ると、インターネットの普及やIT化が進み、電気工事の需要はますます多様化しました。オフィスや住宅ではネットワーク工事も含めた「情報通信設備工事」が標準化され、さらにエアコンやLED照明などの省エネルギー電化製品も広く普及しました。こうした中で、家庭やオフィスでの配線工事が高度化し、電気工事士の役割も拡大しました。
また、この頃から太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー設備に関する電気工事も始まり、特に「スマートグリッド」構築のための技術が発展し、エネルギー効率の高い送配電システムや蓄電池の工事が増加しました。
現在の令和時代においては、カーボンニュートラルや脱炭素社会への動きが進む中、再生可能エネルギーを活用した電気設備の工事が注目されています。特に、太陽光発電や蓄電池、電気自動車の充電設備などが増え、それに伴う電気工事の技術も進化しています。また、スマートホームの普及により、IoT(モノのインターネット)対応の住宅機器を設置するための電気工事が増加しており、電気工事士には高度なIT技術も求められるようになりました。
さらに、リモート監視やデジタル制御など、スマートグリッドやAIを活用したエネルギー管理システムの電気工事も増え、電気工事の分野が大きく変わろうとしています。安全性や効率を高めるために、工事に関する規制や技術基準も強化され続けており、電気工事士の役割がますます多様化しています。
このように、日本の電気工事の歴史は、時代ごとの技術発展と社会の変化に合わせて進化してきました。
今後の電気の進化は想像もつかないほどの目覚ましい進化をとげるのでしょうね♪
株式会社若林電気では
働く仲間を募集しています!
具体的な仕事内容
設備点検・保守:電力設備や配電線の点検、メンテナンスを行い、トラブルを未然に防ぎます。
緊急対応
停電や災害時の復旧作業を行い、地域の電力供給をいち早く回復させる役割を担います。
工事作業
新しい配電線や設備の設置工事に携わり、街のインフラを支える作業を行います。
求人情報 職種
設備点検スタッフ、電力工事スタッフ
雇用形態:正社員
給与:未経験【月給】:200,000円~
経験者【月給】:200,000円~400,000円
※能力や経験に応じて採用時に決定、各種手当あり
勤務時間:現場により変動あり
福利厚生:社会保険完備、交通費支給、資格取得支援、退職金制度あり
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